FIVB 2016リオデジャネイロオリンピックバレーボール世界最終予選

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火の鳥NIPPON、ペルーを破り白星発進 2016リオデジャネイロオリンピック世界最終予選兼アジア大陸予選大会

2016.05.14

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 リオデジャネイロオリンピックの出場権を懸けた戦い「2016リオデジャネイロオリンピック世界最終予選兼アジア大陸予選大会」が5月14日(土)、東京体育館(東京都渋谷区)で開幕しました。全日本女子チーム・火の鳥NIPPONは南米・ペルーと対戦し、ストレート(25-23、25-10、25-14)で勝利。リオデジャネイロオリンピックの切符獲得に向けて白星発進となりました。

 

 第1セット、荒木絵里香選手(上尾メディックス)のクイックとブロックポイントなどで8-3とリードを奪いますが、中盤はアンヘラ・レイバ選手を中心に得点を挙げるペルーを引き離せず、さらにアレクサンドラ・ムニョス選手のサービスエースで17-18と逆転を許します。それでも長岡望悠選手(久光製薬スプリングス)の連続得点で21-19と再度リードを奪うと、最後も長岡選手が決めて第1セットを25-23でセットを選手します。第2セット、立ち上がりから長岡選手、木村沙織選手(東レアローズ)らの得点で8-3、14-4とペルーを引き離すと、終盤にも連続得点を奪い25-10でペルーを振り切ります。第3セット、前セットから出場した石井優希選手(久光製薬スプリングス)や木村選手、そしてこの試合20得点を挙げた長岡選手らが次々と得点を奪うと、25-14でペルーをストレートで下しました。

 

◆眞鍋政義監督

今日はサーブがよかったことと、今まで練習してきたディフェンスがかなり機能していた。スパイクの失点も少なかったので、この調子で明日も乗り切りたいと思っている。試合前のミーティングでは「最終予選という緊張する中で、チームを信じ、自信を持って攻めていこう」という話をした。長岡(望悠選手)の出来が素晴らしかった。大舞台でこれだけの成績を挙げるということは日の丸を背負う覚悟が強くなっているのだろう。次に対戦するカザフスタンは身長が高いし、ブロックが手ごわいチームなので、われわれの被ブロックを少なくして対策を立てていきたい。

 

◆キャプテン・木村沙織選手

いよいよ今日から始まったなという気持ち。ストレートで勝ててよかったが、今すぐにでも気持ちを切り替えて次のカザフスタン戦に備えたい。個人としては気持ち的にいつもの大会と変わらず、いい緊張感でいけたと思う。全体としてはプレッシャーのかかる試合でいつも以上に皆で大きな声を出し、一致団結してやっていきたい。

 

◆佐藤あり紗選手

ディグ(スパイクレシーブ)がよかったと思う。レシーブとの関係で改善できるところを改善していきたい。全体的に動きも流れもよかったように感じた。

 

◆長岡望悠選手

チーム全体で最大の集中を持っていくことを意識した。その意識で第1セットの苦しい流れを断ち切ったことが勝利につながったと思う。競った場面ではその1本に集中したし、周りから自分に打たせる声をかけてくれたので、しっかり集中して打つことができた。 

 

◆荒木絵里香選手

今日はスタートということで緊張したが、3-0で勝ちきれてよかった。またチーム一丸となって戦いきれたことは明日につながると思う。久しぶりに日の丸のユニホームを着てコートに立てて喜びと幸せを感じている。自分がチームに必要として呼んでくれたことの意味を考えて、その責任を果たせるようチームに少しでもプラスになれるよう頑張っていきたい。

 

◆マウロ・マラシウロ ペルー監督

今日は最初から勝利を目指していたが、日本での日本戦ということで、厳しい試合になることは分かっていた。1セット目はリードを奪えたが、サーブミスが出てしまった。しかし、日本と競り合うことができたのはよかった。守備の差が2セット目以降、得点の差となったように思う。まだ新しいチームで選手も若いので、今日の1セット目のような試合ができればこれからもいい試合ができると思う。

 

◆5月14日(土)の試合結果

韓国×イタリア 1-3(17-25、20-25、27-25、18-25)

タイ×ドミニカ共和国 3-1(26-24、26-28、25-16、25-20)

カザフスタン×オランダ 1-3(12-25、25-21、14-25、8-25)

日本×ペルー 3-0(25-23、25-10、25-14)

本大会は、出場8チームによる、1回戦総当り戦で行われます。

 

 

 また、日本対ペルー戦の国歌斉唱の前に4月に発生した「熊本県熊本地方を震源とする地震」による被災者に哀悼の意を表し、黙とうが捧げられました。

 

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 さらに、日本とペルーの1戦の前には公益財団法人日本バレーボール協会のアスリート委員会の呼びかけによる「こころはひとつ~支援の輪~ 熊本地震救済支援募金」の募金活動が行われ、メキシコオリンピック銀メダリストの小泉勲さん、重量挙げメダリストの三宅義行さん、三宅宏実選手らが観客席を回り募金を呼びかけました。なお、本募金活動は男女日本大会の全試合開催日に実施されます。引き続き、皆さまの温かいご支援をよろしくお願いいたします。

 

 火の鳥NIPPONは明日15日(日)、カザフスタンと本大会2戦目を戦います。アジア勢との3連戦の初戦となるこの試合。ぜひ火の鳥NIPPONに会場やテレビの前から熱いご声援をお願いします!

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