FIVB 2016リオデジャネイロオリンピックバレーボール世界最終予選

2016リオデジャネイロオリンピックバレーボール世界最終予選
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試合結果

日本の試合結果

日本の試合結果 | ランキング | 星取表 | 全試合結果

5月22日 日本×オランダ

チームセットカウント第1セット第2セット第3セット第4セット第5セット
日本
5勝2敗
3 20 25 21 32 15
オランダ
5勝2勝
25 13 25 30 11
【第1セットのスタメン】
迫田 さおり 16
ウィングスパイカー
迫田 さおり
SAKODA, Saori
  1. 東レアローズ
  2. 1987-12-18
  3. 175cm/63kg
荒木 絵里香 11
ミドルブロッカー
荒木 絵里香
ARAKI, Erika
  1. 上尾メディックス
  2. 1984-08-03
  3. 186cm/78kg
鍋谷 友理枝 6
ウィングスパイカー
鍋谷 友理枝
NABEYA, Yurie
  1. デンソーエアリービーズ
  2. 1993-12-15
  3. 176cm/58kg
木村 沙織 3
ウィングスパイカー
木村 沙織
KIMURA, Saori
  1. 東レアローズ
  2. 1986-08-19
  3. 185cm/65kg
島村 春世 9
ミドルブロッカー
島村 春世
SHIMAMURA, Haruyo
  1. NECレッドロケッツ
  2. 1992-03-04
  3. 182cm/79kg
田代 佳奈美 20
セッター
田代 佳奈美
TASHIRO, Kanami
  1. 東レアローズ
  2. 1991-03-25
  3. 173cm/66kg
佐藤 あり紗 5
リベロ
佐藤 あり紗
SATO, Arisa
  1. 日立リヴァーレ
  2. 1989-07-18
  3. 164cm/52kg

【戦評】

第1セット

セッターを田代佳奈美に代えて最終戦に臨んだ日本。序盤から、オランダのサーブや高さある攻撃に押され、自分たちの攻撃を展開できない。次第に息が合ってきた日本は、荒木絵里香や長岡望悠を軸に追い上げを図ったが、オランダの力強いスパイクを防ぎきれず、20-25で第1セットを落とした。

第2セット

迫田さおりから長岡、リベロを佐藤あり紗から丸山亜季に代えて第2セットへ。キャプテン・木村沙織が鋭いスパイクやサーブで点を重ね、荒木のブロックも冴え16-8と日本のリードでセカンドテクニカルタイムアウトを迎えた。勢いのまま、最後は島村春世のブロード(移動)攻撃で25-13と日本が第2セットを奪取した。

第3セット

第2セットと同じ布陣で第3セットを迎えた日本。木村や鍋谷の緩急織り交ぜた攻撃が光り、終始一進一退の攻防が続いた。終盤オランダに5連続得点を許し、20点以降日本のスパイクミスが目立ち、21-25でこのセットを失った。

第4セット

荒木に代わり山口舞をコートに送り出した日本。第3セット終盤の流れを断ち切れず、序盤からミスが目立った日本だったが、終盤木村や宮下遥のサーブを機に勢いづき、最後は長岡のサービスエースで32-30と長い攻防となった第4セットを競り勝った。

第5セット

序盤から、セッター・田代と攻撃陣の息が合った攻撃が冴え、長岡、島村、木村がリズムよく得点を重ねた。中盤オランダの猛追を受けシーソーゲームとなったが、攻守で粘りを見せ、堅実に点を積み重ねた日本。後半島村の連続ブロックポイントで勢いに乗り、最後はオランダのスパイクがラインを割り15-11で最終セットを奪った。

【コメント】

眞鍋政義監督

チーム力が出た試合だった。選手18名が集中してくれた。選手、スタッフが一致団結して戦ってくれて感謝したい。リオではロンドン以上の成績を残したい。セッターを田代、リベロを丸山で起用したが、この大会で出場機会の少なかった選手が活躍してくれて、そして勝てたことで非常に満足している。

キャプテン・木村沙織選手

最初はムードに乗れず、難しいゲームとなったが、最後まであきらめずに戦うことができた。今大会はどの試合も1点の重みを感じながらプレーした。オリンピックの試合だと思って今日も戦ったが、内容的には反省することばかり。リオに向けて、とにかく結果を残せるよう全力で戦いたい。

長岡望悠選手

この大会で一番印象的だったのはリオの切符獲得が達成できたこと。でもまだまだ課題が山積みだと実感している。1試合⒈試合負けられない苦しい場面でもチーム一丸となって全員で目標に向かい、試合を重ねるごとに結束力も強くなっていったと感じた。

島村春世選手

今日のオランダの高さをどうやってしのぐかがポイントだった。思い通りにはいかなかったが、最後の最後で粘ることができ、日本らしい試合ができたと思う。高さのあるチームに対し、まだ通用するところまでいかないが、リオでの課題は個人としてもチームとしてもブロックの強化だと思う。

田代佳奈美選手

今日は絶対勝ちたいという気持ちと楽しくやろうと思って臨んだが、ああいう環境でコートに入ったら、やはり難しくてトスもあまり正確ではなく、とても課題が多い試合だった。最後、スパイカーが決めてくれてセッターとして助かった部分があった。今大会を通して大事な場面で自分もコートに立てるようしなければと感じた。

丸山亜季選手

オランダ戦でミスがあったが、この試合に勝って終わるという気持ちと、集中力を最後まで切らさずにできたことは良かった。今大会の収穫は全員がどの試合も負けられないという気持ちがすべて出たこと。コートに立たないと分からない緊張感、課題などが自分の中でしっかり持てた。

ジョバンニ・グイデッティ オランダ監督

まずは日本チームにおめでとうと言いたい。見応えのある試合だったのでお客さんは大いに楽しんでくれたと思う。今日は当然勝ちにいこうと真剣勝負に出た。負けてしまったが、両チームともバレーの姿勢、強い気持ちが全面に出て素晴らしい内容だった。木村キャプテンはバレーのすべてを知っていてとてもクレバーな選手だ。

○2016リオデジャネイロオリンピック世界最終予選兼アジア大陸予選大会 最終順位表

1位:イタリア(6勝1敗、勝点17)☆

2位:オランダ(5勝2敗、勝点16)☆

3位:日本(5勝2敗、勝点14)☆

4位:韓国(4勝3敗、勝点13)☆

5位:タイ(4勝3敗、勝点12)

6位:ドミニカ共和国(2勝5敗、勝点6)

7位:ペルー(2勝5敗、勝点6)

8位:カザフスタン(7敗、勝点0)

☆印はリオデジャネイロオリンピックの出場権を獲得

 

5月21日 日本×イタリア

チームセットカウント第1セット第2セット第3セット第4セット第5セット
日本
4勝2敗
2 25 25 25 25 9
イタリア
5勝1敗
3 23 27 27 21 15
【第1セットのスタメン】
宮下 遥 2
セッター
宮下 遥
MIYASHITA, Haruka
  1. 岡山シーガルズ
  2. 1994-09-01
  3. 177cm/61kg
島村 春世 9
ミドルブロッカー
島村 春世
SHIMAMURA, Haruyo
  1. NECレッドロケッツ
  2. 1992-03-04
  3. 182cm/79kg
木村 沙織 3
ウィングスパイカー
木村 沙織
KIMURA, Saori
  1. 東レアローズ
  2. 1986-08-19
  3. 185cm/65kg
石井 優希 12
ウィングスパイカー
石井 優希
ISHII, Yuki
  1. 久光製薬スプリングス
  2. 1991-05-08
  3. 180cm/68kg
荒木 絵里香 11
ミドルブロッカー
荒木 絵里香
ARAKI, Erika
  1. 上尾メディックス
  2. 1984-08-03
  3. 186cm/78kg
長岡 望悠 1
ウィングスパイカー
長岡 望悠
NAGAOKA, Miyu
  1. 久光製薬スプリングス
  2. 1991-07-25
  3. 179cm/68kg
佐藤 あり紗 5
リベロ
佐藤 あり紗
SATO, Arisa
  1. 日立リヴァーレ
  2. 1989-07-18
  3. 164cm/52kg

【戦評】

第1セット

序盤から手に汗握る攻防が続く。島村春世のブロード(移動)攻撃やキャプテン・木村沙織のコースをつく鋭いスパイクで流れに乗りかけた日本だったが、中盤、アントネッラ・デルコーレが奮起したイタリアに7連続失点。しかし苦しい場面で木村がスパイクを決め切り、最後は相手のサーブミスで25-23と日本が第1セットを先取した。

第2セット

序盤、宮下遥の軽快なトス回しが光り4連続得点を奪った日本。しかしイタリアの高いブロックや力強い攻撃を前にリズムを作れないまま終盤へ突入。木村が意地でボールを押し込み24-24としたが、パオラ・エゴヌにパワフルなスパイクを叩き込まれ25-27とこのセットを落とした。

第3セット

木村がブロックを交わす鮮やかなスパイクで勢いに乗った日本。その後も気迫あふれる木村の活躍でリードを保った日本は、16-11でセカンドテクニカルタイムアウトを迎えた。しかし終盤追い付かれ、あと1点を守り切れず、第2セット同様25-27とデュースを競り負けた。

第4セット

石井優希に代わり鍋谷友理枝を起用した日本。序盤から鍋谷の緩急織り交ぜた攻撃や、長岡、木村、島村の活躍などで8-3と相手を引き離した。途中イタリアの高さに苦しんだが、相手のミスに助けられ16-12とし、長岡のスパイクで勢いを増した日本。最後はイタリアの猛追を何とか振り切り25-21と第4セットを奪取した。

第5セット

日本は、第4セットと同じ布陣で臨む。スタートからミスが目立ち、思いどおりの攻撃を展開できない日本。パオラ・エゴヌのサーブで5-9と差をつけられたところで、セッターを宮下から田代に代えリズムの立て直しを図った。しかしイタリアのパワー溢れる攻撃に最後は屈し、9-15で第5セットを終えた。

この結果、本日の全試合が終了し、日本、韓国、オランダ、イタリアの4チームがオリンピック出場権獲得圏内の4位以上が確定した。

【コメント】

眞鍋政義監督

本来は勝って終わりたかったが、最終的に我々のミッションは(リオデジャネイロ)オリンピックの出場権を獲得すること。それが何とか実現できて安心した。サーブは今大会で一番良かったと。今日勝たないとオリンピック出場権が取れないという気持ちがサーブに現れていたようだ。木村(沙織選手)のスパイクも良かった。ベンチで見ていて彼女の背中から炎が出ている感じだった。本大会に向け、今までのような試合ではメダルは不可能。明日もベストを尽くし、戦術、戦略を考えていく。

キャプテン・木村沙織選手

本音を言うと、今日はしっかり勝ちたかった。しかし、オリンピックの切符が最終日までもつれずに決められたことで良かった。今大会を通して自分たちの弱さ、もろさをみんなが感じているはず。このことを反省しないといけない。明日のオランダ戦も当然勝ちにいくが、オリンピックではもっと強い相手と当たるので、日本らしい試合に徹して準備をしたい。リオでは遥(宮下選手)を中心に日本らしいコンビバレーを見せたい。

荒木絵里香選手

リオの出場権を取るという今の最大の目標をクリアできてとても嬉しい。目の前の1点を全員が集中してスタートから戦えた。最後は勝ち切れればベストだった。まだまだチームや個人としても足りない部分が多いので明日からしっかりリオへのスタートが始まると思うので切り替えてやっていきたい。

迫田さおり選手

リオの切符が取れて安心している。ゲームの内容自体は納得いかない部分が多かった。明日の試合では気持ちを切り替えて全力で戦い、勝ちにいく。このチームは沙織(木村選手)さんで持っている。彼女が決めればコートの中も会場全体も流れが日本にくるし、自分も頑張ろうという気持ちにしてくれる。

宮下遥選手

今日は勝ちたかったが、オリンピックの切符が取れて安心している。本番での課題はまだ実感として分からない部分があるので、まずは明日の最終戦に集中していく。それがリオに向けて備えることに繋がる。今大会、相手の怖さに負けそうになった時、仲間が背中を押してくれて乗り越えることができたので、感謝したい。

鍋谷友理枝選手

思い切ってやろうとしか考えていなかった。緊張はしたが『やるんだ』という気持ちでコートに入った。自分の特徴はサーブなので、今日はサーブが良かったと思う。しかしまだまだの部分が多いので、しっかり反省して今後に結び付けたい。明日の最終戦は18人全員で戦っているのでチームのためになるよう全力を尽くしたい。

マルコ・ボニッタ イタリア監督

夢を手に入れたという感じだ。大会中は非常に厳しい時が多かったが、選手1人1人にありがとうと言いたい。誇りに思っている。第3セットを奪いリオ出場が決まった後でも選手たちは最後までしっかり戦ってくれた。

アントネッラ・デルコーレ イタリアキャプテン

チームはよくやった。チーム全体が気持ちを高く持って臨めたし、とにかくパフォーマンスが素晴らしかった。

○2016リオデジャネイロオリンピック世界最終予選兼アジア大陸予選大会 順位表(5月21日[土]終了時点)

1位:オランダ(5勝1敗、勝点15)☆

2位:イタリア(5勝1敗、勝点14)☆

3位:韓国(4勝2敗、勝点13)☆

4位:日本(4勝2敗、勝点12)☆

5位:タイ(3勝3敗、勝点9)

6位:ペルー(2勝4敗、勝点6)

7位:ドミニカ共和国(1勝5敗、勝点3)

8位:カザフスタン(6敗、勝点0)

☆印はリオデジャネイロオリンピックの出場権を獲得

 

5月20日 日本×ドミニカ共和国

チームセットカウント第1セット第2セット第3セット第4セット第5セット
日本
4勝1敗
3 25 25 27 - -
ドミニカ共和国
5敗
0 22 16 25 - -
【第1セットのスタメン】
宮下 遥 2
セッター
宮下 遥
MIYASHITA, Haruka
  1. 岡山シーガルズ
  2. 1994-09-01
  3. 177cm/61kg
山口 舞 7
ミドルブロッカー
山口 舞
YAMAGUCHI, Mai
  1. 岡山シーガルズ
  2. 1983-07-03
  3. 176cm/62kg
木村 沙織 3
ウィングスパイカー
木村 沙織
KIMURA, Saori
  1. 東レアローズ
  2. 1986-08-19
  3. 185cm/65kg
石井 優希 12
ウィングスパイカー
石井 優希
ISHII, Yuki
  1. 久光製薬スプリングス
  2. 1991-05-08
  3. 180cm/68kg
荒木 絵里香 11
ミドルブロッカー
荒木 絵里香
ARAKI, Erika
  1. 上尾メディックス
  2. 1984-08-03
  3. 186cm/78kg
迫田 さおり 16
ウィングスパイカー
迫田 さおり
SAKODA, Saori
  1. 東レアローズ
  2. 1987-12-18
  3. 175cm/63kg
佐藤 あり紗 5
リベロ
佐藤 あり紗
SATO, Arisa
  1. 日立リヴァーレ
  2. 1989-07-18
  3. 164cm/52kg

【戦評】

第1セット

18日(水)に行われたタイ戦の第3セット以降と同じ布陣で臨んだ日本。序盤からサーブで崩される展開となったが、迫田さおりのブロックなどで流れに乗り、キャプテン・木村沙織や鍋谷友理枝のサービスエースでリードを保った。最後は、迫田に代わった長岡望悠の鮮やかなスパイクで得点を重ね、25-22で第1セットを先取した。

第2セット

迫田の位置に長岡を起用した日本。その長岡がスパイクやサーブで活躍を見せ、木村や山口舞のブロックポイントが飛び出し12-6と日本がリードした。その後も粘りあるディフェンスからのつなぎで相手に隙を与えなかった日本は、石井優希や長岡、木村の攻撃も光り、危なげなく第2セットを25-16と連取した。

第3セット

序盤、長岡が強烈なバックアタックやフェイントで相手を揺さぶり、プリシージャ・リベラの力強いスパイクにもレシーブで応戦。終始日本のペースで試合は進んだ。その後も自分たちの攻撃を展開し、最後は木村のスパイクで27-25と競り勝った。

【コメント】

眞鍋政義監督

今日の試合は久しぶりにサーブが機能したが、ブロックに関してはもう少しできたと思う。生命線のディグ(スパイクレシーブ)は練習してきたので、ストレートで勝てたことに、ほっとしている。ディグのあとの「つなぎ」をもう少し丁寧に戦っていきたい。

キャプテン・木村沙織選手

試合内容としてはいいとは言えないが、どんな形でもストレートで勝つことが大事だったので、勝てたことはよかった。イタリア戦にいい状態で臨みたい。

長岡望悠選手

勝たなければならない試合で、最後はギリギリ(の戦い)になってしまったが、しっかりと勝ち切れてよかった。苦しい状況は変わらないが、やることは常にどの試合でも変わらない。苦しい状況でもこっちが我慢できれば、チャンスは来ると思いながら戦った。

宮下遥選手

相手のミスに助けられた試合でもあった。明日、明後日は今日のようにはいかないと思うので、自分たちの力で勝ち切れるようになりたい。コートに立つときは目の前に集中しようと、シンプルにそれだけを考えて戦った。

石井優希選手

内容としてはそこまでいい試合ではなかったが、勝ち切れたことが大事だった。(タイ戦の勝利から)切り替えて戦えて、個人的にもコンディションはよかった。今日の課題はしっかり反省し、また明日に気持ちを切り替えて全力で戦いたい。

佐藤あり紗選手

個人的に、韓国戦とタイ戦で納得のいくプレーができずに悔しい思いをし、今日の試合はとにかく元気に、下を向かないように臨んだ。絶対に負けられない今日の試合にスターティングメンバーで出場ができ、その期待に応えなければいけないと思っていたので今日はよかったです。(リオデジャネイロ)オリンピックのチケットを取るためには目の前の1点が大事になってくるので、攻める気持ちを全員で忘れず、今日のように取っていきたい。

山口舞選手

タイ戦で臨みをつないで、でもまだ負けられないという試合だったので、ほんとうに最後勝ち切るまで集中して気持を切らずにやろうと思ってコートに立った。いけそうな時はドトスを回すとセッターの宮下が言ってくれたので、そこは信用してどんどん攻撃を仕掛けた。明日もすごく高さのあるチームなので、今日のようにサーブで攻め、ブロックとディフェンスを機能させていきたい。

マルコス・クビエク ドミニカ共和国監督

今日はよく戦ったが、ここぞという大事な落とせないポイントでミスをしてしまい、こういう結果(ストレートで敗戦)となった。そういったミスも日本は見逃さずに点につなげていた。我々のチームは若い選手が多いので、4年後の2020年の東京オリンピックを見据えてここからまた体制を整え直して練習を続けていきたい。

ベタニア・デラクルス ドミニカ共和国キャプテン

今日は、一昨日よりもさらに自分たちのプレーはよくなってきていたと思うが、最後の決め手というものが一歩足りずに、こういう結果になった。「将来を見据えて戦い続けるだけ」という気持ち。

○2016リオデジャネイロオリンピック世界最終予選兼アジア大陸予選大会 順位表(5月20日[金]終了時点)

1位:オランダ(4勝1敗、勝点12、セット率=3,000)

2位:韓国(4勝1敗、勝点12、セット率=2.600)

3位:イタリア(4勝1敗、勝点12、セット率=2.400)

4位:日本(4勝1敗、勝点11)

5位:タイ(2勝3敗、勝点7)

6位:ペルー(2勝3敗、勝点6)

7位:カザフスタン(5敗、勝点0、セット率=0.133)

8位:ドミニカ共和国(5敗、勝点0、セット率=0.066)

 

5月18日 日本×タイ

チームセットカウント第1セット第2セット第3セット第4セット第5セット
日本
3勝1敗
3 20 25 23 25 15
タイ
1勝3敗
2 25 23 25 23 13
【第1セットのスタメン】
石井 優希 12
ウィングスパイカー
石井 優希
ISHII, Yuki
  1. 久光製薬スプリングス
  2. 1991-05-08
  3. 180cm/68kg
長岡 望悠 1
ウィングスパイカー
長岡 望悠
NAGAOKA, Miyu
  1. 久光製薬スプリングス
  2. 1991-07-25
  3. 179cm/68kg
荒木 絵里香 11
ミドルブロッカー
荒木 絵里香
ARAKI, Erika
  1. 上尾メディックス
  2. 1984-08-03
  3. 186cm/78kg
島村 春世 9
ミドルブロッカー
島村 春世
SHIMAMURA, Haruyo
  1. NECレッドロケッツ
  2. 1992-03-04
  3. 182cm/79kg
宮下 遥 2
セッター
宮下 遥
MIYASHITA, Haruka
  1. 岡山シーガルズ
  2. 1994-09-01
  3. 177cm/61kg
古賀 紗理那 8
ウィングスパイカー
古賀 紗理那
KOGA, Sarina
  1. NECレッドロケッツ
  2. 1996-05-21
  3. 180cm/66kg
佐藤 あり紗 5
リベロ
佐藤 あり紗
SATO, Arisa
  1. 日立リヴァーレ
  2. 1989-07-18
  3. 164cm/52kg

【戦評】

第1セット

昨日まで3試合連続でスターティングメンバーだったキャプテン・木村沙織を石井優希に代えて臨んだ日本。序盤から固さが目立つ日本に対して、タイはスピーディーなコンビバレーを展開。先に20点代に乗ったタイに対し、長岡美悠を軸に反撃を試みたが、波に乗れない日本は20-25で第1セットを落とした。

第2セット

石井に代え木村、古賀紗理那に代え石井、長岡に代え迫田さおり、島村春世から山口舞と、日本は第2セット開始時のメンバーを大きく変更。レシーブで粘り、攻撃を切り返すタイに対し、中盤、迫田の高さあるスパイクなどで流れを掴んだ日本。最後は相手のミスにも助けられ、第2セットを25-23と奪い返した。

第3セット

山口を島村に戻して臨んだ日本。序盤にミスが続き後半までタイにリードを許す展開となった。終盤、木村のコースを狙ったスパイクで23-24とタイに迫ったが、あと1点が届かず。23-25で第3セットを落とした。

第4セット

再び島村を山口に代え臨んだ日本。その山口のブロード(移動)攻撃や、迫田、石井が序盤から奮起。木村の鋭角に打ち切るスパイクで連続得点を奪い波に乗りかけたが、タイも攻撃の手を緩めない。しかし最後は、木村が思い切りのいいスパイクで突破口を切り開き、第4セットを25-23で競り勝った。

第5セット

荒木の強烈なクイックで先制点を奪った日本。しかし、攻撃がタイのブロックに阻まれなかなかリズムを掴めず、9-3とタイにリードを許した。終盤、木村や迫田、石井のスパイクで猛追を見せ、7-12と劣勢の場面から日本は6連続得点。最後は迫田のスパイクで大逆転し、最終セットを15-13と接戦を制した。

【コメント】

眞鍋政義監督

非常に厳しい試合だった。首の皮一枚つながったという感じ。タイはミスが少なく、コンビネーションも速いチームということは分かっていたが、われわれはサーブで崩せなかったことが苦戦した原因。選手には本当に感謝したい。全くあきらめないという気持ちでやってくれた。3セット目以降、苦しい場面で4人の(ロンドンオリンピックの)メダリストを使ったが、困ったときにはこの経験者がプレッシャーの中で世界最終予選初体験の宮下遥らを助けてくれた。1日休んでドミニカ戦に備えたい。

キャプテン・木村沙織選手

今日は自分のプレーが良くなかったし、チームとしても負けパターンに傾いていた。タイの方が有利に運んでいた中で、最終セットは絶対にここで終わらせないという気持ちを持って皆で戦った。最後まで全員を信じていた。

迫田さおり選手

今日は絶対に落とせない一戦だという気持ちで戦った。チームが一致団結した勝利だった。自分は途中出場が多いことから、チームの雰囲気を変えて、元気づけることを考えて臨んでいる。常に1点でも多く取るということを心掛けている。あと3戦、この日の勝利に満足せず、チーム全員で戦う覚悟。

石井優希選手

苦しい戦いが最後まで続いたが、勝てて良かった。この勝利は次につながると思う。1日置いた次の試合では火の鳥がどこよりも強いことを示したい。この大会で勝たないと、オリンピックに行けない大事な試合だということが分かっていたが、きのう韓国戦を落とし苦しい状況の中で、チームやスタッフの皆が声を出し合って勝利に繋げた。残り3戦も必死で戦いたい。

宮下遥選手

こういう苦しい試合を勝ちきれてとても自信になった。最終セット、点差が空けられてからサーブが回ってきたが、別に不安はなかった。しかし、3セット目からずっと手が震えていた。あと3つ、気持ちを切り替えてオリンピックの切符を取りにいきたい。

○2016リオデジャネイロオリンピック世界最終予選兼アジア大陸予選大会 順位表(5月18日[水]終了時点)

1位:イタリア(4勝、勝点12)

2位:韓国(3勝1敗、勝点9、セット率=2.500)

3位:オランダ(3勝1敗、勝点9、セット率=2.250)

4位:日本(3勝1敗、勝点8)

5位:ペルー(2勝2敗、勝点6)

6位:タイ(1勝3敗、勝点4)

7位:カザフスタン(4敗、勝点0、セット率=0.166)

8位:ドミニカ共和国(4敗、勝点0、セット率=0.083)

 

5月17日 日本×韓国

チームセットカウント第1セット第2セット第3セット第4セット第5セット
日本
2勝1敗
1 26 17 25 19 -
韓国
2勝1敗
3 28 25 17 25 -
【第1セットのスタメン】
木村 沙織 3
ウィングスパイカー
木村 沙織
KIMURA, Saori
  1. 東レアローズ
  2. 1986-08-19
  3. 185cm/65kg
長岡 望悠 1
ウィングスパイカー
長岡 望悠
NAGAOKA, Miyu
  1. 久光製薬スプリングス
  2. 1991-07-25
  3. 179cm/68kg
荒木 絵里香 11
ミドルブロッカー
荒木 絵里香
ARAKI, Erika
  1. 上尾メディックス
  2. 1984-08-03
  3. 186cm/78kg
島村 春世 9
ミドルブロッカー
島村 春世
SHIMAMURA, Haruyo
  1. NECレッドロケッツ
  2. 1992-03-04
  3. 182cm/79kg
宮下 遥 2
セッター
宮下 遥
MIYASHITA, Haruka
  1. 岡山シーガルズ
  2. 1994-09-01
  3. 177cm/61kg
古賀 紗理那 8
ウィングスパイカー
古賀 紗理那
KOGA, Sarina
  1. NECレッドロケッツ
  2. 1996-05-21
  3. 180cm/66kg
佐藤 あり紗 5
リベロ
佐藤 あり紗
SATO, Arisa
  1. 日立リヴァーレ
  2. 1989-07-18
  3. 164cm/52kg

【戦評】

第1セット

古賀紗理那の鋭いスパイクや島村春世と荒木絵里香のブロックポイントで6-2と好スタートを切った日本だが、中盤、韓国のエース、キム,ヨンギョンが勢いづくと試合はシーソーゲームの展開。終盤、座安琴希の好レシーブで粘りを見せ、長岡望悠の鋭いスパイクで点を重ね接戦となったが、26-28と第1セットを落とした。

第2セット

序盤から一進一退の攻防が続いたが、キム,ヒジンにサービスエースを連続で奪われ流れは韓国に傾いた。山口舞やリベロ・丸山亜季を投入し突破口を見出そうとしたが、巧みなトスワークで攻撃を組み立ててきた韓国の勢いを止められず、第2セットを17-25と失った。

第3セット

キャプテン・木村沙織に代わって石井優希、古賀に代わって鍋谷友理枝を起用した日本。その鍋谷が先制点を奪うと、セッター・宮下遥のツーアタックや、島村、石井の攻撃が冴え、終始日本が先行した展開で後半に突入。途中出場の迫田さおりのサービスエースなどもあり勢いを保ち、そのまま日本が25-17で第3セットを奪取した。

第4セット

第3セットと同じ布陣で臨んだ日本だが、好調のキム,ヨンギョンの攻撃に翻弄され、うまくリズムを掴めない。長岡に代わりコートに立った迫田の鮮やかなスパイクや、島村や鍋谷も奮起し追いすがったが、ミスが目立った日本は最後までリードを奪えず韓国の猛攻の前に19-25で第4セットを落とした。

【コメント】

眞鍋政義監督
立ち上がり、人と人の間を狙って打たれたサーブにやられてサーブレシーブを崩されたことが、今日の一番大きな敗因だった。短期決戦なので、気持ちを切り替えて明日の対戦に全集中していきたい。

迫田さおり選手
途中からコートに入ったが、その(第3)セットを絶対に取るぞという気持ちでいきました。まだ大会は続いており明日は大事なタイ戦なので、しっかり反省しつつ、明日に気持を切り換えて臨みたい。

長岡望悠選手
すべてのプレーでまだまだだと思うし、得点を取るポジションとしては、ほしいところで1点を決められる選手になりたい。目の前の一点を集中することが一番大事だと思うので、全員でそういう意識を持って明日の試合スタートから1点1点大切に戦っていきたい。

石井優希選手

キム,ヨンギョン選手はそれほど調子がよくなかったと思うので、調子が上がる前にもっと点数を重ねなければいけなかった。チャンスが来た時に点数が取れなかったというのが一番の敗因だった。チャンスはあるので絶対に負けないように、意識し過ぎないようにしていきたい。

○2016リオデジャネイロオリンピック世界最終予選兼アジア大陸予選大会 順位表(5月17日[火]終了時点)

1位:イタリア(3勝、勝点9)

2位:日本(2勝1敗、勝点6、セット率=2.333)

3位:韓国(2勝1敗、勝点6、セット率=1.750)

4位:オランダ(2勝1敗、勝点6、セット率=1.500、得点率=1.287))

5位:ペルー(2勝1敗、勝点6、セット率=1.500、得点率=0.943)

6位:タイ(1勝2敗、勝点3、セット率=0.571)

7位:カザフスタン(3敗、勝点0、セット率=0.222)

8位:ドミニカ共和国(3敗、勝点0、セット率=0.111)

 

5月15日 日本×カザフスタン

チームセットカウント第1セット第2セット第3セット第4セット第5セット
日本
2勝
3 25 25 25 - -
カザフスタン
2敗
0 14 15 11 - -
【第1セットのスタメン】
木村 沙織 3
ウィングスパイカー
木村 沙織
KIMURA, Saori
  1. 東レアローズ
  2. 1986-08-19
  3. 185cm/65kg
長岡 望悠 1
ウィングスパイカー
長岡 望悠
NAGAOKA, Miyu
  1. 久光製薬スプリングス
  2. 1991-07-25
  3. 179cm/68kg
荒木 絵里香 11
ミドルブロッカー
荒木 絵里香
ARAKI, Erika
  1. 上尾メディックス
  2. 1984-08-03
  3. 186cm/78kg
島村 春世 9
ミドルブロッカー
島村 春世
SHIMAMURA, Haruyo
  1. NECレッドロケッツ
  2. 1992-03-04
  3. 182cm/79kg
宮下 遥 2
セッター
宮下 遥
MIYASHITA, Haruka
  1. 岡山シーガルズ
  2. 1994-09-01
  3. 177cm/61kg
古賀 紗理那 8
ウィングスパイカー
古賀 紗理那
KOGA, Sarina
  1. NECレッドロケッツ
  2. 1996-05-21
  3. 180cm/66kg
佐藤 あり紗 5
リベロ
佐藤 あり紗
SATO, Arisa
  1. 日立リヴァーレ
  2. 1989-07-18
  3. 164cm/52kg

【戦評】

第1セット

島村春世の移動攻撃で先制点を奪った日本。序盤は一進一退の展開となったが、キャプテン・木村沙織の鋭い攻撃が冴え徐々に流れに乗り始めた。その後もレシーブを起点とし、ブロックやサーブポイントで堅実に点を積み重ね、日本が25-14と第1セットを先取した。

第2セット

長岡望悠のコースを狙ったスパイクや、荒木絵里香のブロックポイントで6-1と好スタートを切った日本。そこからカザフスタンに流れが傾きかけたが、長岡や古賀紗理那のパワー溢れるスパイクを機に勢いを取り戻し、第2セットを25-15連取。

第3セット

第1セットのスターティングメンバーを大きく変更し、山口舞、迫田さおり、石井優希をスタートから起用した日本。序盤からその石井が奮起し、一気に16-8とリード。その後も島村や迫田、途中出場の田代佳奈美のサービスエースで相手の勢いを奪い、第3セットを25-11と押し切った。

【コメント】

眞鍋政義監督
昨日から選手がとても集中しており、今日の試合についてはサーブが特によかった。厳しい試合が続くので、全選手を起用することができてよかった。緊張感があるなかで選手たちは頑張ってくれている。明後日17日(火)からの韓国戦からより一層最大集中で臨みたい。

キャプテン・木村沙織選手
絶対に負けられないアジア勢との戦いだった。この試合で全員が出られたことは収穫。日の丸のユニフォームを着られていない選手も含め、全員で戦っている。(明後日以降の5戦も)一致団結して戦いたい。(明後日の)韓国戦は大事な試合。いい準備をして試合を迎えたい。

古賀紗理那選手
昨日はあまり決められなかったが今日は気持ちを切り替えて臨んだ。(出来としては)もう少し頑張りたい。(昨日、今日と来場している)両親の応援が力になった。これから先も負けられない試合が続くので頑張りたい。

島村春世選手

昨日の初戦で、個人的には納得がいかず悔しい部分があったので、その借りを返す気持ちで臨んだ。今日は、チームが欲しい時の1点、波に乗っている時の1点を自分が取るんだという気持ちで貢献できたことは収穫だった。負けられない試合が続くが、自分のいいところを出して勝ちにいく。

○2016リオデジャネイロオリンピック世界最終予選兼アジア大陸予選大会 順位表(5月15日[日]終了時点)

1位:日本(2勝、勝点6、セット率=MAX)

2位:イタリア(2勝、勝点6、セット率=3.000)

3位:韓国(1勝1敗、勝点3、セット率=1.333)

4位:タイ(1勝1敗、勝点3、セット率=1.000、得点率=0.977)

5位:ペルー(1勝1敗、勝点3、セット率=1.000、得点率=0.897)

6位:オランダ(1勝1敗、勝点3、セット率=0.750)

7位:ドミニカ共和国(2敗、勝点0、セット率=0.166、得点率=0.842)

8位:カザフスタン(2敗、勝点0、セット率=0.166、得点率=0.578)

 

5月14日 日本×ペルー

チームセットカウント第1セット第2セット第3セット第4セット第5セット
日本
1勝
3 25 25 25 - -
ペルー
1敗
0 23 10 14 - -
【第1セットのスタメン】
木村 沙織 3
ウィングスパイカー
木村 沙織
KIMURA, Saori
  1. 東レアローズ
  2. 1986-08-19
  3. 185cm/65kg
長岡 望悠 1
ウィングスパイカー
長岡 望悠
NAGAOKA, Miyu
  1. 久光製薬スプリングス
  2. 1991-07-25
  3. 179cm/68kg
荒木 絵里香 11
ミドルブロッカー
荒木 絵里香
ARAKI, Erika
  1. 上尾メディックス
  2. 1984-08-03
  3. 186cm/78kg
島村 春世 9
ミドルブロッカー
島村 春世
SHIMAMURA, Haruyo
  1. NECレッドロケッツ
  2. 1992-03-04
  3. 182cm/79kg
宮下 遥 2
セッター
宮下 遥
MIYASHITA, Haruka
  1. 岡山シーガルズ
  2. 1994-09-01
  3. 177cm/61kg
古賀 紗理那 8
ウィングスパイカー
古賀 紗理那
KOGA, Sarina
  1. NECレッドロケッツ
  2. 1996-05-21
  3. 180cm/66kg
佐藤 あり紗 5
リベロ
佐藤 あり紗
SATO, Arisa
  1. 日立リヴァーレ
  2. 1989-07-18
  3. 164cm/52kg

【戦評】

第1セット

序盤、荒木絵里香のブロックでペルーのエース、アンヘラ・レイバを立て続けに仕留め、勢いに乗った日本。相手のサーブに苦しみリードを許した場面もあったが、終盤長岡望悠のスパイクが冴え、日本が第1セットを25-23と先取した。

第2セット

リベロ・佐藤あり紗を中心に粘りあるつなぎを見せ、序盤から守備が冴えた日本。キャプテン・木村沙織の鋭い攻撃で連続得点を奪い、14-4と一気に点差を引き離した。そのまま集中を切らさず攻めの姿勢を貫き、最後は途中出場の石井優希がスパイクを叩き込み、第2セットを25-10と連取した。

第3セット

セッター・宮下遥のスピーディーなトス回しから木村、石井らの攻撃で得点。18-6と流れに乗った日本。中盤、島村春世の移動攻撃やサーブでリードを保ち、その後も堅実なブロックやレシーブで第3セットを25-14で奪った。

【コメント】

眞鍋政義監督
今日はサーブがよかったことと、今まで練習してきたディフェンスがかなり機能していた。スパイクの失点も少なかったので、この調子で明日も乗り切りたいと思っている。試合前のミーティングでは「最終予選という緊張する中で、チームを信じ、自信を持って攻めていこう」という話をした。長岡(望悠選手)の出来が素晴らしかった。大舞台でこれだけの成績を挙げるということは日の丸を背負う覚悟が強くなっているのだろう。次に対戦するカザフスタンは身長が高いし、ブロックが手ごわいチームなので、われわれの被ブロックを少なくして対策を立てていきたい。

キャプテン・木村沙織選手
いよいよ今日から始まったなという気持ち。ストレートで勝ててよかったが、今すぐにでも気持ちを切り替えて次のカザフスタン戦に備えたい。個人としては気持ち的にいつもの大会と変わらず、いい緊張感でいけたと思う。全体としてはプレッシャーのかかる試合でいつも以上に皆で大きな声を出し、一致団結してやっていきたい。

佐藤あり紗選手
ディグ(スパイクレシーブ)がよかったと思う。レシーブとの関係で改善できるところを改善していきたい。全体的に動きも流れもよかったように感じた。

長岡望悠選手
チーム全体で最大の集中を持っていくことを意識した。その意識で第1セットの苦しい流れを断ち切ったことが勝利につながったと思う。競った場面ではその1本に集中したし、周りから自分に打たせる声をかけてくれたので、しっかり集中して打つことができた。 

荒木絵里香選手
今日はスタートということで緊張したが、3-0で勝ちきれてよかった。またチーム一丸となって戦いきれたことは明日につながると思う。久しぶりに日の丸のユニホームを着てコートに立てて喜びと幸せを感じている。自分がチームに必要として呼んでくれたことの意味を考えて、その責任を果たせるようチームに少しでもプラスになれるよう頑張っていきたい。

 

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