FIVB 2016リオデジャネイロオリンピックバレーボール世界最終予選

2016リオデジャネイロオリンピックバレーボール世界最終予選
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試合結果

日本の試合結果

日本の試合結果 | ランキング | 星取表 | 全試合結果

6月5日 日本×フランス

チームセットカウント第1セット第2セット第3セット第4セット第5セット
日本
2勝5敗
3 25 25 25 - -
フランス
5勝2敗
0 18 23 23 - -
【第1セットのスタメン】
富松 崇彰 5
ミドルブロッカー
富松 崇彰
TOMIMATSU, Takaaki
  1. 東レアローズ
  2. 1984-07-20
  3. 191cm/83kg
柳田 将洋 8
ウィングスパイカー
柳田 将洋
YANAGIDA, Masahiro
  1. サントリー
    サンバーズ
  2. 1992-07-06
  3. 186cm/78kg
清水 邦広 1
ウィングスパイカー
清水 邦広
SHIMIZU, Kunihiro
  1. パナソニック
    パンサーズ
  2. 1986-08-11
  3. 193cm/94kg
関田 誠大 17
セッター
関田 誠大
SEKITA, Masahiro
  1. パナソニック
    パンサーズ
  2. 1993-11-20
  3. 177cm/70kg
米山 裕太 18
ウィングスパイカー
米山 裕太
YONEYAMA, Yuta
  1. 東レアローズ
  2. 1984-08-29
  3. 185cm/83kg
出耒田 敬 12
ミドルブロッカー
出耒田 敬
DEKITA, Takashi
  1. 堺ブレイザーズ
  2. 1991-08-13
  3. 199cm/92kg
酒井 大祐 14
リベロ
酒井 大祐
SAKAI, Daisuke
  1. サントリー
    サンバーズ
  2. 1981-10-22
  3. 180cm/76kg

【戦評】

第1セット

本大会最終戦、日本は柳田将洋をスターティングメンバーに戻しその柳田が躍動。リベロ・酒井大祐やセッター・関田誠大が粘り強いつなぎを見せてラリーを制し、中盤までにフランスを引き離した。米山裕太ら各スパイカーも偏りなく得点し、一時は連続失点したが最後は押し切って25-18で第1セットを先取した。

第2セット

序盤、日本は追う展開だったが、相手のミスに乗じて逆転に成功。富松崇彰や出耒田敬のクイックも効果的に決まり、わずかにリードしたまま終盤に突入した。相手ミスで得たチャンスを逃さず、最後は柳田がバックアタックを決めて、第2セットも25-23で連取した。

第3セット

勝負を決めたい日本だが、序盤ミスを出してしまいフランスが抜け出した。富松のブロック、クイックなどで得点し追い上げたが、わずかに先行を許して後半を迎えた。しかし柳田のスパイクやサービスエースもあって逆転に成功し、競り合いの末に25-23と第3セットを奪った。

2016リオデジャネイロオリンピック世界最終予選兼アジア大陸予選大会 最終順位表

1位:ポーランド(6勝1敗、勝点15、セット率=2,111)☆

2位:イラン(6勝1敗、勝点15、セット率=1.636)☆

3位:フランス(5勝2敗、勝点15)☆

4位:カナダ(4勝3敗、勝点12)☆

5位:オーストラリア(3勝4敗、勝点10)

6位:中国(2勝5敗、勝点9)

7位:日本(2勝5敗、勝点6)

8位:ベネズエラ(0勝7敗、勝点2)

☆はリオデジャネイロオリンピック出場権獲得

6月4日 日本×カナダ

チームセットカウント第1セット第2セット第3セット第4セット第5セット
日本
1勝5敗
1 25 19 21 19 -
カナダ
3勝3敗
3 23 25 25 25 -
【第1セットのスタメン】
福澤 達哉 4
ウィングスパイカー
福澤 達哉
FUKUZAWA, Tatsuya
  1. パナソニック
    パンサーズ
  2. 1986-07-01
  3. 189cm/84kg
清水 邦広 1
ウィングスパイカー
清水 邦広
SHIMIZU, Kunihiro
  1. パナソニック
    パンサーズ
  2. 1986-08-11
  3. 193cm/94kg
出耒田 敬 12
ミドルブロッカー
出耒田 敬
DEKITA, Takashi
  1. 堺ブレイザーズ
  2. 1991-08-13
  3. 199cm/92kg
山内 晶大 6
ミドルブロッカー
山内 晶大
YAMAUCHI, Akihiro
  1. パナソニック
    パンサーズ
  2. 1993-11-30
  3. 204cm/72kg
関田 誠大 17
セッター
関田 誠大
SEKITA, Masahiro
  1. パナソニック
    パンサーズ
  2. 1993-11-20
  3. 177cm/70kg
米山 裕太 18
ウィングスパイカー
米山 裕太
YONEYAMA, Yuta
  1. 東レアローズ
  2. 1984-08-29
  3. 185cm/83kg
酒井 大祐 14
リベロ
酒井 大祐
SAKAI, Daisuke
  1. サントリー
    サンバーズ
  2. 1981-10-22
  3. 180cm/76kg

【戦評】

第1セット

日本は昨日までと大きくメンバーを入れ替えてスタートした。今大会初のスターティングメンバーとなった山内晶大やリベロ・酒井大祐の活躍で、競り合いながらもわずかに先行して中盤戦へ突入。カナダのミスにも助けられた一方、逆に終盤で日本もミスを出してしまったが、最後は出耒田敬の速攻が決まって第1セットを25-23と逃げ切った。

第2セット

立ち上がりからカナダにリードを許し、日本は前半追う展開となった。米山裕太や福澤達哉の得点に相手ミスもあって食らいついたが、エースのギャビン・シュミットにボールを集めたカナダが少しずつ点差を広げ、日本の反撃も及ばず、第2セットを19-25で落とした。

第3セット

立ち上がりより一進一退の攻防が続いた。途中で山内に代え傳田亮太を投入。キャプテン・清水邦広や米山は決め急がずにラリーへと持ち込むが、それでも高いブロックに苦しみ徐々にリードを奪われ、第3セット21-25と失った。

第4セット

ローテーションを回して臨んだ日本は、序盤から関田や酒井のディフェンスで粘り強いバレーを展開。相手の高さとパワーにひるまない戦いを続けたが、ミスもあって流れに乗れず、わずかに遅れを取って終盤へ。攻めの姿勢を保ったが、第4セットを19-25で落とした。

【コメント】

南部正司監督

第1セットはこちらのサーブがある程度効いて、レセプションも安定したので取ることができたが、第2セットからは逆にこちらのレセプションが下がっていく中で相手が安定し、真ん中からクイック、パイプで高いサイドアウト率を記録されてしまったことが、セットを取れなかった大きな要因となってしまった。

キャプテン・清水邦広選手

夢は途絶えたが、一生懸命、一戦一戦やっていくしかない。ミーティングで出た課題をコートの中で出していくことを考えて臨んだ。明日もファンの方に何か伝わるようなゲーム展開をしていきたい。結果を出して終われるようにしたい。

酒井大祐選手

今までの雰囲気を変えようと自分ができる仕事を探した。関田(誠大選手)と2人で、「今日は得点を決めたら会場の声援に負けないくらいの盛り上げをしよう」と話していた。立ち上がりの1セット目を取ることを意識していたので、(第1セットを取ることができたので)よかった。2セット目には日本の選手たちに集中力が切れる場面があった。国際大会ではこのようなミスが出ていては勝てない。

福澤達哉選手

リオデジャネイロオリンピックの出場権を失った後の試合となったが、連日選手間でオリンピックには行けないが、会場やテレビを観て後押ししてくださる方々のために「自分たちらしいバレーをしよう」と話していた。1セット目を取ってスタートダッシュできたことはよかったが、2セット目以降は終盤での失点を耐えきれなかった。これには技術的、メンタル的なものがあると思う。明日も試合はあるので、自分たちの気持ちを見せたい。

出耒田敬選手

リオデジャネイロオリンピックの出場権は獲得できなかったがまだ試合があるという状況で、会場に足を運んでくださった方やテレビの前で応援してくださった方に恩返しをしたいという思いで臨んだ。結果的に負けはしたが自分たちのすべきバレーボールの形で1セット目を取ることができた。今日出た課題は修正していきたい。

関田誠大選手

今までスタートから起用されていたメンバーとは違う選手で臨む試合となったので、スタートから雰囲気を変えていこうとしていた。結果負けてしまったが、明日もまた試合があるので頑張りたい。今日は自分の持ち味である中央からの攻撃を使うことができた。(相手サーブに)崩されることが多いが、中央からの攻撃を使うことで相手ブロックを分散できた。

カナダ グレン・ホーグ監督

今日の試合に勝つことができ、明日の試合でオリンピックの切符をかけた戦いができることをうれしく思う。これまで出場チャンスが少なかった選手を積極的に起用し、チーム一丸となって戦うことができた。日本はメンバーを変えてきましたので、対応することが難しく、大観衆の中で、楽なゲームではなかった。

キャプテン・ルディ・バーへフ選手

最高の試合だった。第1セットは日本の大観衆の前で神経的にも難しい試合だったが、持ちこたえて、オリンピックの出場権をかけて戦えることをうれしく思う。

2016リオデジャネイロオリンピック世界最終予選兼アジア大陸予選大会 順位表(6月4日[土]終了時点)

1位:フランス(5勝1敗、勝点15)☆

2位:イラン(5勝1敗、勝点13)☆

3位:ポーランド(5勝1敗、勝点12)☆

4位:オーストラリア(3勝3敗、勝点10、セット率=1.090)

5位:カナダ(3勝3敗、勝点10、セット率=1.083)

6位:中国(2勝4敗、勝点8)

7位:日本(1勝5敗、勝点3)

8位:ベネズエラ(0勝6敗、勝点1)

6月2日 日本×オーストラリア

チームセットカウント第1セット第2セット第3セット第4セット第5セット
日本
1勝4敗
0 23 19 27 - -
オーストラリア
2勝3敗
3 25 25 29 - -
【第1セットのスタメン】
石川 祐希 11
ウィングスパイカー
石川 祐希
ISHIKAWA, Yuki
  1. 中央大学3年
  2. 1995-12-11
  3. 191cm/74kg
清水 邦広 1
ウィングスパイカー
清水 邦広
SHIMIZU, Kunihiro
  1. パナソニック
    パンサーズ
  2. 1986-08-11
  3. 193cm/94kg
出耒田 敬 12
ミドルブロッカー
出耒田 敬
DEKITA, Takashi
  1. 堺ブレイザーズ
  2. 1991-08-13
  3. 199cm/92kg
富松 崇彰 5
ミドルブロッカー
富松 崇彰
TOMIMATSU, Takaaki
  1. 東レアローズ
  2. 1984-07-20
  3. 191cm/83kg
深津 英臣 10
セッター
深津 英臣
FUKATSU, Hideomi
  1. パナソニック
    パンサーズ
  2. 1990-06-01
  3. 180cm/70kg
米山 裕太 18
ウィングスパイカー
米山 裕太
YONEYAMA, Yuta
  1. 東レアローズ
  2. 1984-08-29
  3. 185cm/83kg
永野 健 3
リベロ
永野 健
NAGANO, Takeshi
  1. パナソニック
    パンサーズ
  2. 1985-07-11
  3. 176cm/65kg

【戦評】

第1セット

平均身長でははるかに上をいくオーストラリアだが、日本は米山裕太らがブロックをうまく利用して得点を重ね、リードし後半を迎えた。しかし相手のブロックポイントや日本のミスもありオーストラリアに逆転された。終盤に途中出場の柳田将洋のサーブも決まったが、23-25と第1セットを落とした。

第2セット

第1セット途中から入った関田誠大をそのまま起用。離されては追い上げる展開となったところで石川祐希に代わり福澤達哉を投入。しかしオーストラリアも、トーマス・エドガーの強烈なサーブを皮切りに勢いに乗り、後半日本は石川をコートに戻したが、追いつけないまま19-25と第2セットも失った。

第3セット

セッターには深津英臣が戻り、石川に代わり柳田が入った。一進一退の展開で途中から傳田亮太を投入した日本は、米山のサービスエースもあってリズムをつかんだ。相手ミスからのチャンスも逃さずに引き離したが、激しい追い上げにあってデュースへ突入。粘った日本だったが、第3セットを27-29と競り負けた。

 この結果、日本のリオデジャネイロオリンピック出場権獲得条件「(1)アジアの最上位1チーム、(2)上記1チームを除いた7チームの内、上位3チーム」を満たすことができないため、出場の可能性が消滅した。

【コメント】

南部正司監督

負けられない1戦に挑んだが、リードしている状況でも逆転されるなど悔しい試合となった。振り返ると、やはり独特の緊張の中で本来のパフォーマンスができない部分もあったのかなと思う。悔しい思いでいっぱいだが、選手たちはそんな中でもベストを尽くしてくれた。多くのファンに対し、リオ出場の報告ができなかったことは大変に申し訳ないと思っている。残り2戦は、男子に期待を持ってもらえるような試合をしたい。オリンピック出場を逃した原因は相手のサーブに押されて、レセプションがうまくセッターに入らず、そこから苦しい状況が常にあったということ。やはりサーブ力の差があったと感じた。

キャプテン・清水邦広選手

第1セットからリードしている場面でミスが出て、最後逆転されてしまった。サイドアウトが取れず連続失点をした結果、ストレートで負けてしまった。自分自身の力不足もあるし、チームとしての課題も残った試合だった。要所で石川(祐希選手)や柳田(将洋選手)がサーブで攻めていい展開もあったと。オリンピックの出場権を逃して残念で、すごく悔しい思いだ。残り2戦、日本らしいバレーを見せて数多くの応援してくれる皆さまに恩返しがしたい。

石川祐希選手

流れをつくる場面は沢山あったと思うが、最終的に逆転されてしまい、勝負どころの1点を自分が決めなければいけないのにミスをしてしまった。リオに行けないという結果は非常に悔しい。あと2試合あるので、必死な姿を見てもらえるよう1点、1セット、1試合を全力でプレーしたい。これからはもっと練習して、もっと気持ちを強く持つなどすべてにおいて成長しないといけない。

米山裕太選手

今日の試合は入りも悪くなかったと思うが、最後リードしていても自分たちから取りにいけなかった。大会を通して詰めが甘い試合が続いて、そこを修正できなかったのがこういう結果になってしまった。勝負所ではやはり高さが足りない。リオの切符を逃したのは残念だ。応援してくれる人たちには、伝えられるバレーをするしかない。

ロベルト・サンティ―リ オーストラリア監督

結果には満足している。2セット目まで苦労したが、何とか挽回することができた。今日こそ本当にチームが機能した試合だった。今大会を通して序盤は苦しんだが、日々成長してきたと思う。これから中国などとオリンピックの切符を争うことになるが、1日じっくり休んで次に備えたい。

キャプテン・トーマス・エドガー選手

勝てて説明できないぐらい嬉しい。このチームを誇りに思っている。最初の2セットは日本のタフなディフェンスとサーブに苦しめられたが、3セット目に、1時間以上もベンチで待っていた選手が登場して活躍した。今日の試合はまさにチームワークで勝ち取ったと言える。

2016リオデジャネイロオリンピック世界最終予選兼アジア大陸予選大会 順位表(6月2日[木]終了時点)

1位:ポーランド(5勝0敗、勝点12)☆

2位:フランス(4勝1敗、勝点13)

3位:イラン(4勝1敗、勝点10)

4位:中国(2勝3敗、勝点8)

5位:カナダ(2勝3敗、勝点7、セット率=0.909)

6位:オーストラリア(2勝3敗、勝点7、セット率=0.900)

7位:日本(1勝4敗、勝点3)

8位:ベネズエラ(0勝5敗、勝点0)

☆はリオデジャネイロオリンピック出場権獲得

6月1日 日本×イラン

チームセットカウント第1セット第2セット第3セット第4セット第5セット
日本
1勝3敗
1 20 25 22 25 -
イラン
3勝1敗
3 25 19 25 27 -
【第1セットのスタメン】
清水 邦広 1
ウィングスパイカー
清水 邦広
SHIMIZU, Kunihiro
  1. パナソニック
    パンサーズ
  2. 1986-08-11
  3. 193cm/94kg
出耒田 敬 12
ミドルブロッカー
出耒田 敬
DEKITA, Takashi
  1. 堺ブレイザーズ
  2. 1991-08-13
  3. 199cm/92kg
柳田 将洋 8
ウィングスパイカー
柳田 将洋
YANAGIDA, Masahiro
  1. サントリー
    サンバーズ
  2. 1992-07-06
  3. 186cm/78kg
石川 祐希 11
ウィングスパイカー
石川 祐希
ISHIKAWA, Yuki
  1. 中央大学3年
  2. 1995-12-11
  3. 191cm/74kg
富松 崇彰 5
ミドルブロッカー
富松 崇彰
TOMIMATSU, Takaaki
  1. 東レアローズ
  2. 1984-07-20
  3. 191cm/83kg
深津 英臣 10
セッター
深津 英臣
FUKATSU, Hideomi
  1. パナソニック
    パンサーズ
  2. 1990-06-01
  3. 180cm/70kg
永野 健 3
リベロ
永野 健
NAGANO, Takeshi
  1. パナソニック
    パンサーズ
  2. 1985-07-11
  3. 176cm/65kg

【戦評】

第1セット

序盤、日本は石川祐希のスパイクポイントや相手のミスによる得点でリードしたが、相手サーブに乱され連続失点。その後、清水邦広の活躍で一時は逆転に成功したが、終盤にかけ再び点差を離され、最後はブロックポイントで第1セットを20-25と失った。

第2セット

日本は柳田将洋に代えて米山裕太を投入した。その米山や出耒田敬、富松崇彰らが攻守に活躍し、5点差で2回目のテクニカルタイムアウトを折り返した。要所で相手ミスも誘って点差を保ち、2枚替えも機能させて第2セット25-19と奪い返した。

第3セット

米山のスパイクやブロックによる得点が決まり滑り出しに成功。しかし中盤に、日本のミスから連続失点を許した。後半追う展開となり点差を詰められない中、イランにミスが出始めチャンスをつかんだが、わずかに届かず22-25で第3セットを落とした。

第4セット

日本が一歩先行するが、イランも譲らず序盤から一進一退の攻防となった。石川、清水、米山らが得点し、競り合いのまま20点を越えての攻防へ。デュースにもつれ込んだが、最後はイランの壁に阻まれ、25-27と第4セットを失った。

○この試合のサイドアウト率/ブレイク率

日本:68%/29%

【コメント】

南部正司監督

負けられない1戦ということで強い意気込みで臨んだ。自分たちからミスを出したことが勝敗を分けた。僅かな差でやられてしまったが、選手たちは最後まで頑張ってくれた。リオデジャネイロオリンピック行きの可能性は下がったが、最後まで戦い抜いて再び出場権獲得の可能性を手にできるよう、状況は苦しいが残り3戦を全力で戦う。試合後にミーティングをして、「可能性はまだあるから、最後の最後まで戦う」ということを選手たちと話をした。選手からも「諦めないで1つになって戦おう」という声が出た。

キャプテン・清水邦広選手

絶対に勝たないといけない試合だった。「自信を持って絶対に勝とう」と互いに発破をかけて臨んだ。どちらもいいバレーをしていて、どちらが勝ってもおかしくない内容だった。(第4セットは)イランにサーブで攻められディフェンスも機能していた。自分たちはディフェンスで絞りきることができなかった。

石川祐希選手

取り切らないといけない場面で取り切ることができないで負けてしまった。こういったことがないようにもっと成長しなければならない。(今日の試合に敗れて)厳しくなったが、まず明日(オーストラリア戦)を勝ちにいきたい。

米山裕太選手

勝たなければいけない試合だった。2セット目はいいムードで取り返し、3セット目もリードしていいリズムに乗っていた。もったいない試合をしてしまった。負けられない試合にかける思いは4年前も経験している。31歳になってオリンピックはラストチャンスという気持ちでやっているので、目の前の試合にどうしたら勝てるかを考えてプレーした。

深津英臣選手

どんな形であっても勝たなければならない試合だった。悔しさでしばらくは立ち上がれなかった。技術面で足りない部分もあるが、勝ちきれなかったのはやはり気持ちの部分があったと思う。ほんの少しの光が残っているので、残り試合を全力で戦う。

ラウル・ロサノ イラン監督

この勝利をとても喜んでいる。我々にとっても日本にとっても重要な試合だった。ブロックもスパイクもいいところが出たと思うが、特に16得点を挙げたブロックが勝因だった。これまで活躍してきたがアミル・ガフールを起用しなかったが、代わりの優秀な選手は常に用意している。

キャプテン・ミルサイード・マルーフラクラニ選手

いつも日本と戦う時は厳しい試合になる。今日は最善を尽くしてプレーができた。2セット目は少し問題が生じて落としたが、とにかくベストで臨んで勝利を手にした。明日の午前中の試合に向けてさらに精進したい。

2016リオデジャネイロオリンピック世界最終予選兼アジア大陸予選大会 順位表(6月1日[水]終了時点)

1位:ポーランド(4勝0敗、勝点9)

2位:フランス(3勝1敗、勝点10)

3位:イラン(3勝1敗、勝点8)

4位:中国(2勝2敗、勝点7、セット率=1.500)

5位:カナダ(2勝2敗、勝点7、セット率=1.250)

6位:オーストラリア(1勝3敗、勝点4)

7位:日本(1勝3敗、勝点3)

8位:ベネズエラ(0勝4敗、勝点0)

5月31日 日本×ポーランド

チームセットカウント第1セット第2セット第3セット第4セット第5セット
日本
1勝2敗
0 22 16 23 - -
ポーランド
3勝0敗
3 25 25 25 - -
【第1セットのスタメン】
石川 祐希 11
ウィングスパイカー
石川 祐希
ISHIKAWA, Yuki
  1. 中央大学3年
  2. 1995-12-11
  3. 191cm/74kg
清水 邦広 1
ウィングスパイカー
清水 邦広
SHIMIZU, Kunihiro
  1. パナソニック
    パンサーズ
  2. 1986-08-11
  3. 193cm/94kg
山内 晶大 6
ミドルブロッカー
山内 晶大
YAMAUCHI, Akihiro
  1. パナソニック
    パンサーズ
  2. 1993-11-30
  3. 204cm/72kg
出耒田 敬 12
ミドルブロッカー
出耒田 敬
DEKITA, Takashi
  1. 堺ブレイザーズ
  2. 1991-08-13
  3. 199cm/92kg
深津 英臣 10
セッター
深津 英臣
FUKATSU, Hideomi
  1. パナソニック
    パンサーズ
  2. 1990-06-01
  3. 180cm/70kg
福澤 達哉 4
ウィングスパイカー
福澤 達哉
FUKUZAWA, Tatsuya
  1. パナソニック
    パンサーズ
  2. 1986-07-01
  3. 189cm/84kg
永野 健 3
リベロ
永野 健
NAGANO, Takeshi
  1. パナソニック
    パンサーズ
  2. 1985-07-11
  3. 176cm/65kg

【戦評】

第1セット

休息日を挟んでポーランド戦を迎えた日本は、今大会初めて福澤達哉と山内晶大をスターティングメンバーに起用した。しかし1枚ブロックでも高く厳しいプレッシャーをかけてくるポーランドの前にコンビが機能せず、中盤流れを変えたい日本は、セッターを関田誠大に交代。石川祐希の連続サービスエースなどで追い上げたが、第1セットを22-25で落とした。

第2セット

関田がそのまま残った日本は、柳田将洋もスタートから起用。序盤は両サイドからの攻撃が生きてリードしたが、相手のサーブとブロックに苦戦し9連続失点。その後は柳田のサーブから流れを作ったが、前半の差を詰め切ることができず、第2セットも16-25で連取された。

第3セット

後がない日本は序盤から攻めの姿勢を崩さないが、ミスが出てしまい追う展開となった。出耒田敬のクイックや柳田のスパイクも決まり、その後はサイドアウトの応酬で後半を迎えた。終盤日本は追い上げ接戦に持ち込んだが、最後は一歩及ばず、第3セットを23-25で失った。

○この試合のサイドアウト率/ブレイク率

日本:62%/25%

【コメント】

南部正司監督

いい部分が出たところもあったが、マッチアップのところで苦しいローテーションがあり、そこが少しブレーキになって相手にブレイクポイントを渡してしまった。格上の相手に対し、自分たちがすべていいものを出さないと勝負にならないとは思っていたが、そこがポイントになった。チームの強みのところをしっかり出しながら、対戦相手とのマッチアップも考える中で、明日からはアジアのライバルと当たっていきますのでベストを尽くしてやっていきたい。

キャプテン・清水邦広選手

今日の試合では、第1、2セット目はすごくいいサーブが入っていたが、より一層強い相手のサーブ時にサイドアウトが取れなかったところがあった。最初に連続ポイントを取られてからの(相手の)ノープレッシャーのサーブも強かったが、そこでこちらがしっかりと我慢してサイドアウトを取っていれば、また違った展開だった。

山内晶大選手

今日は個人的には思い切りプレーをしようと思ったのですが、どこかまだ、思い切りさが出せていなかった。

関田誠大選手

何としても今日は勝ちたい1戦だった。自分が出られて、何とか流れを変えようと思ったが、勝ちにつながらず悔しい。

石川祐希選手

この試合で負けてすごく悔しい。試合は終わったが、まだ何が起こるかわからないので、明日から切り替えて、もうただやっていくしかない。その準備を今日からやっていきたい。

傳田亮太選手

初戦に比べれば緊張も取れて、いつも通りのプレーができた。ポーランドの高さを実感した試合だった。チームは嫌な雰囲気かも知れないが、長い戦いの中ではこういった場面もあると思うので、流れを切ってまた戦いにいきたい。

ステファン・アンティガ ポーランド監督

今大会で一番短い試合だった。3-0とベストなバレーができてうれしく思う。石川(祐希)選手、柳田(将洋)選手は非常によいスパイカーで、サーブもよかった。

ミハウ・クビアク ポーランドキャプテン

今回の大会で一番いい試合ができた最高な気分。日本は危険なチームで、勝ててすごくうれしい。

2016リオデジャネイロオリンピック世界最終予選兼アジア大陸予選大会 順位表(5月31日[火]終了時点)

1位:ポーランド(3勝0敗、勝点7)

2位:フランス(2勝1敗、勝点7)

3位:中国(2勝1敗、勝点6)

4位:イラン(2勝1敗、勝点5)

5位:カナダ(1勝2敗、勝点4、セット率=0.875)

6位:オーストラリア(1勝2敗、勝点4、セット率=0.714)

7位:日本(1勝2敗、勝点3)

8位:ベネズエラ(0勝3敗、勝点0)

5月29日 日本×中国

チームセットカウント第1セット第2セット第3セット第4セット第5セット
日本
1勝1敗
0 20 22 23 - -
中国
1勝1敗
3 25 25 25 - -
【第1セットのスタメン】
出耒田 敬 12
ミドルブロッカー
出耒田 敬
DEKITA, Takashi
  1. 堺ブレイザーズ
  2. 1991-08-13
  3. 199cm/92kg
石川 祐希 11
ウィングスパイカー
石川 祐希
ISHIKAWA, Yuki
  1. 中央大学3年
  2. 1995-12-11
  3. 191cm/74kg
深津 英臣 10
セッター
深津 英臣
FUKATSU, Hideomi
  1. パナソニック
    パンサーズ
  2. 1990-06-01
  3. 180cm/70kg
清水 邦広 1
ウィングスパイカー
清水 邦広
SHIMIZU, Kunihiro
  1. パナソニック
    パンサーズ
  2. 1986-08-11
  3. 193cm/94kg
柳田 将洋 8
ウィングスパイカー
柳田 将洋
YANAGIDA, Masahiro
  1. サントリー
    サンバーズ
  2. 1992-07-06
  3. 186cm/78kg
富松 崇彰 5
ミドルブロッカー
富松 崇彰
TOMIMATSU, Takaaki
  1. 東レアローズ
  2. 1984-07-20
  3. 191cm/83kg
永野 健 3
リベロ
永野 健
NAGANO, Takeshi
  1. パナソニック
    パンサーズ
  2. 1985-07-11
  3. 176cm/65kg

【戦評】

第1セット

日本は昨日のベネズエラ戦と同じスターティングメンバーで臨んだ。中盤までは中国が先行し、僅差で日本が追う展開だったが、日本は深津英臣がサーブを打った後のローテーションで連続失点。チャンスをものにした中国が走り切り、日本は20-25で第1セットを落とした。

第2セット

石川祐希や清水邦広の強打が決まり、サイドアウトの応酬となったが、日本はサーブが機能せずもどかしい展開で中盤へ突入。後半清水のサービスエースが決まったが、その後は相手ブロックに捕まり広げられた点差を詰めきれず、中国に22-25と第2セットも連取された。

第3セット

柳田将洋に代えて米山裕太を投入した日本。相手の隙を逃さず切り返しを仕掛けたが、中国の高いブロックに阻まれて苦しんだ。そこからはリベロ・永野健を軸に粘り強いバレーを展開。石川のサービスエースも飛び出したが、最後まで相手のブロックを打ち崩せずに、第3セットを23-25で落とした。

○この試合のサイドアウト率/ブレイク率

日本:68%/23%

【コメント】

南部正司監督

1対1の場面で中国のブロックにかかってしまった。中国のジャンプフローターサーブの時にCパス以上に悪い状況になってしまっているので、そこを改善しないといい状況に持っていけない。サーブの強い相手との対戦が続く中、サイドアウトを7割以上作っていかないといけない。アジアのライバルに敗れはしたが、残り5試合あるので1戦1勝で、1セット、1点を取りにいきたい。

キャプテン・清水邦広選手

自分たちからミスを出してしまい、相手にいいバレーをさせてしまった。リードされてからサーブで追い付けることもあるがそれができなかった。相手に思うようなバレーをされてしまい上手くリズムを作れなかった。切り替えて、まだチャンスあるのでチーム一丸となっていきたい。

深津英臣選手

こちらがやりたい「前後に揺さぶるサーブ」をやられてしまった。自分たちに得点が入っても波に乗れない状況になってしまったし、サーブの工夫が必要だと感じる。日本のビックサーバー陣でブレイクを決められるように雰囲気作りをしたい。

柳田将洋選手

自分も含め、サーブで攻めてブレイク(連続得点)できなかったことを反省している。ポーランド戦はサーブで攻められるようにしたい。

石川祐希選手

自分たちのやりたいバレーを相手にされて、サーブが機能しなかったとき、サイドアウトを取りたかったが取れなかった。気持ちを切り替えて明後日からも頑張りたい。サーブは感覚なので、変えようとせずいつも通りで臨んだ。

謝 国臣 中国監督

今日は非常に重要な試合だったので勝ててうれしく思う。情熱的でアクティブなプレーをした選手をほめたい。日本は非常に優れており、個人技術が高いチームだと思うが、今日は我々のいい方向に向かっていたし、選手も力を発揮することができた。

2016リオデジャネイロオリンピック世界最終予選兼アジア大陸予選大会 順位表(5月29日[日]終了時点)

1位:イラン(2勝、勝点5)

2位:ポーランド(2勝、勝点4)

3位:フランス(1勝1敗、勝点4)

4位:中国(1勝1敗、勝点3、セット率=1.333)

5位:日本(1勝1敗、勝点3、セット率=0.750、得点率=1.031)

6位:オーストラリア(1勝1敗、勝点3、セット率=0.750、得点率=0.993)

7位:カナダ(2敗、勝点2)

8位:ベネズエラ(2敗、勝点0)

5月28日 日本×ベネズエラ

チームセットカウント第1セット第2セット第3セット第4セット第5セット
日本
1勝
3 26 25 25 25 -
ベネズエラ
1敗
1 28 20 19 19 -
【第1セットのスタメン】
柳田 将洋 8
ウィングスパイカー
柳田 将洋
YANAGIDA, Masahiro
  1. サントリー
    サンバーズ
  2. 1992-07-06
  3. 186cm/78kg
清水 邦広 1
ウィングスパイカー
清水 邦広
SHIMIZU, Kunihiro
  1. パナソニック
    パンサーズ
  2. 1986-08-11
  3. 193cm/94kg
出耒田 敬 12
ミドルブロッカー
出耒田 敬
DEKITA, Takashi
  1. 堺ブレイザーズ
  2. 1991-08-13
  3. 199cm/92kg
富松 崇彰 5
ミドルブロッカー
富松 崇彰
TOMIMATSU, Takaaki
  1. 東レアローズ
  2. 1984-07-20
  3. 191cm/83kg
深津 英臣 10
セッター
深津 英臣
FUKATSU, Hideomi
  1. パナソニック
    パンサーズ
  2. 1990-06-01
  3. 180cm/70kg
石川 祐希 11
ウィングスパイカー
石川 祐希
ISHIKAWA, Yuki
  1. 中央大学3年
  2. 1995-12-11
  3. 191cm/74kg
永野 健 3
リベロ
永野 健
NAGANO, Takeshi
  1. パナソニック
    パンサーズ
  2. 1985-07-11
  3. 176cm/65kg

【戦評】

第1セット

初戦、若手とベテランを融合させたメンバーで挑んだ日本。富松崇彰や石川祐希のブロックで勢いに乗りかけたが、デュースの末にチャンスを生かしきれず、最後はキャプテン・清水邦広が相手の一枚ブロックに捕まり、第1セットを26-28で失った。

第2セット

石川のサーブなどが決まった日本はスタートダッシュに成功した。追い上げてくるベネズエラに一度は逆転を許したが、中盤以降はリベロ・永野健のディフェンスや柳田将洋の強打などから流れをつかみ、再度逆転に成功し第2セットを25-20と逃げ切った。

第3セット

両チームの間を流れが行き来する一進一退の展開で中盤へと進む。出耒田敬の連続ブロックポイントで抜け出した日本が、清水のサービスエースや富松のブロックで加速、相手を突き放して25-19と第3セットを連取した。

第4セット

立ち上がり日本は柳田の活躍で先行したが、その後ベネズエラのサーブで攻められ競り合いに持ち込まれた。しかし落ち着いて戦う中、相手のミスもあり勢いをつかむと、7-7となったあとはまったく相手にリードを許さず、25-19と第4セットを押し切った。

【コメント】

南部正司監督

前日の練習では硬さなど出なかったのに、試合になると出てしまった。第1セットではサイドアウトでしっかり回せなかったし、ミスも目立つなどリズムがつかめなかった。2セット目もいやな感じがあったが、乗り越えられた。今日は最初から最後まで柳田がしっかりとチームの流れをつくってくれた。そこから清水も当たりだしたという状況だった。明日からはもっと改善されるだろう。

キャプテン・清水邦広選手

今日の入りは皆プレッシャーが掛かりながらいつものプレーができない状況に陥っていたし、自分の不甲斐なさで落としてしまった。しかしセットを重ねるごとに、いつも通りのバレーができるようになった。本来であれば3-0で勝てた試合だった。

柳田将洋選手

自分自身、硬さが出てしまい思うように体が動かなかった中で戦った。チームの中でとにかくムードを盛り上げようとして、それが第2セット以降に伝わったと思う。次はアジアの強敵である中国と戦うが、自分の良さを出して勝ちにつなげたい。

深津英臣選手

1セット目から全員硬くなっていた。自分も緊張しないようにと思っていたが、やはり緊張して石川らにもそれが伝わってしまった。チームとしてもっと思い切ってチャレンジャーの気持ちで戦うことが必要だ。勝ち点3を取れたが、反省するところは反省してこのまま勢いに乗っていきたい。

石川祐希選手

硬さが出て1セット目を取られたが、勝つことができて良かった。自分としては緊張はしなかった。だが、まだまだ課題の残る試合だったので、しっかり修正して明日からの試合に臨みたい。

ビンチェンツォ・ナッチ ベネズエラ監督

第1セットを上手く乗り切ったので、絶対に勝てると思った。とても重要な試合だっただけに残念だ。2セット目以降は日本のチームワークが良くなり、逆にわれわれは集中力が切れて、ミスも目立った。

ケルビン・ピニェルア ベネズエラキャプテン

負けてしまったのでとても悲しい。重要な試合と思って全力で戦い、1セット目を奪ったが、その後はミスが多過ぎた。明日から気持ちを切り替えて臨みたい。

2016リオデジャネイロオリンピック世界最終予選兼アジア大陸予選大会 順位表(5月28日[土]終了時点)

1位:イラン(1勝、勝点3、セット率=MAX)

2位:フランス(1勝、勝点3、セット率=3.000、得点率=1.182)

3位:日本(1勝、勝点3セット率=3.000、得点率=1.174)

4位:ポーランド(1勝、勝点2)

5位:カナダ(1敗、勝点1)

6位:ベネズエラ(1敗、勝点0、セット率=0.333、得点率=0.851)

7位:中国(1敗、勝点0)、セット率=0.333、得点率=0.845

8位:オーストラリア(1敗、勝点0、セット率=0.000)

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